あの北海道大学の気になる学費や受験情報を紹介。キャンパスの魅力もまるわかり!
比較データも潜入レポートも薬学部ランキングにおまかせ!ぴったりの学校を選んで、充実の学生生活を送ろう!
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北海道札幌市北区北13条西6丁目 | ![]() |
薬学科・薬科学科 | ||||||||||
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011-706-7484 | ![]() |
5教科7科目(センター試験) 数学・理科・外国語(前期2次) 理科(後期) |
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JR「札幌駅」、地下鉄南北線「北12条駅」から徒歩10分 »地図 | ![]() |
81万7,800円 | ||||||||||
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北海道大学は、日本でもっとも敷地面積の広い大学として知られています。キャンパス、関連施設などの総面積はなんと6億6000万平米。これは日本の国土全体の1/570程度に相当するのです。ちなみに東京ドームに換算すると14,169個分…。真冬はマイナス10度にもなる北海道の気候も相まって、インターネット上では“大学敷地内で遭難できる”という嘘とも本当ともつかない噂が流れるほどです。 実際には、1つのキャンパスで6億6000万平米の面積があるわけではないのですが、全国の関連施設を含めて異本の1/570が北大というのも、すごい話です。緑豊かで広大なキャンパスに育まれて過ごす大学生活というのも非常に心が躍ります。
広大なキャンパスを有する北大だからこそ…の設備は、やはり薬用植物園です。北大の薬草園はそれだけで6,272平米。温室、樹木園なども備えており、1,000種を超える植物を栽培しています。
また、北海道は日本で唯一、冷帯に属しているため、寒冷地の植物も豊富。熱帯、亜熱帯の植物を温室で栽培する薬草園なら他にあるでしょうが、温帯で寒冷地の植物を栽培する例はあまり多くありません。その意味でも北海道という特殊な立地を存分に活用した薬草園と言えるでしょう。
最近は、西洋の民間療法メディカルハーブ、中国伝統医学の漢方など生薬に注目が集まってきています。薬草に関する知識を深めることも、薬剤師を目指す皆さんの責務と考えるべきでしょう。
北大薬学部は旧帝大の中で、特に薬剤師として就職する卒業生が多い大学です。卒業生の実に6割以上が薬剤師となっています。
主な進路として挙げられているのは、北大病院、市立札幌病院、北海道厚生病院、札幌臨床検査センターなど。どちらかというと、薬店・薬局よりも医療機関に進む人が多いようです。北海道内の医療機関で病院薬剤師となる人が多いことからも分かるように、やはり道内の就職に強い印象。地方国立は多くが地元での就職に強い傾向を持っていますが、北大も同じ傾向といえます。
広いキャンパスを売りにしている大学は他にもありますが、中でも北大のキャンパスは群を抜いています。広大な自然の中で学業に励む……、これは首都圏や近畿圏の大学では得られない環境と言えるでしょう。とはいえ、札幌駅からほど近い立地なので、決して田舎の閉ざされた環境ということはありません。自然豊かなキャンパス、札幌駅前の繁華街、双方を有効活用できる恵まれた環境になっています。
ただ、一方で第100回国家試験合格率は69.23%に留まっており、国立大の平均をやや下回っています。道内の大学ではトップの合格率で、旧帝大としては少し物足りないかもしれません。